特捜9-season2-

ドラマの楽しさ教えます

 刑事のシリーズ物は見ない主義なので、2018年春に放送されたseason1は見ていなかった。元は「警視庁捜査一課9係」。渡瀬恒彦と井ノ原快彦出演で2006年~2017年の枠で放送された刑事ドラマ。特捜は警視庁捜査一課特別捜査班の略。

放送時間:テレ朝、毎週水曜日21:00、4月10日(水)スタート

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オープニング

オープニング

 いかにも刑事シリーズドラマって感じ。主要メンバー9人のごく普通のオープニング。

(オープニング)

 登場人物

登場人物演者役どころ
浅輪直樹井ノ原快彦巡査部長、正義感が強い
新藤亮山田裕貴巡査、直樹とコンビ、積極的だが言動にやや問題
小宮山志保羽田美智子警部補、頼りになる女性刑事
村瀬健吾津田寛治警部補、志保とコンビ、案外優秀
青柳靖吹越満警部補、反骨精神旺盛の皮肉屋
矢沢英明田口浩正巡査部長、青柳とコンビ、大らかな心を持つ
宗方宗太郎寺尾聡班長、のらりくらり、みんなを助け見守る

 

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第一話「特捜班新たな事件」

 ビルで突然の爆発が発生。近くに居合わせて対、浅輪と新藤が現場に直行。青柳と矢沢は不審なバイク2人組を発見。小宮山と村瀬は録画画像から怪しい男女2人を発見。他に爆破された一室ではパーティーが行われており、風船を届けた2人も確保。この3組6人の行動によりビルが爆破された。全員自殺志願者だった。捜査を続ける浅輪は6人を操っていた主犯者に捕まるが、間一髪で新藤に助けられた。主犯者はドラマの最後に撃たれて死んだ。翌日の新聞では刑事により撃たれたと書いてあったが、それが本当なのかははっきりしない。

視聴率:15.2%

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第2話以降のあらすじ、ネタバレ

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第二話「正しい殺人」

 稜文社から出版された「正しい殺人」の本をめぐる殺人事件。作者の蓮見博司は別荘で繰り広げられた殺人事件を目撃していた。そして、そのまま本にすると、あまりのリアリティに話題の本となった。

 そんな中、稜文社の校閲担当村上光代が殺された。蓮見は殺人の止めることができたはず、なのに村上は蓮見が殺人を目撃して一部始終を見てい。村上はその事実に気づいて、公表しようとしていたが、その前に殺された。犯人は一転二転するが、蓮見の恋人の牧田結にたどり着く。

視聴率:12.3%

 *校正と校閲の違い

 校正とは正しい文字が使われているかの確認と訂正。校閲とは正しい事実が書かれているかの確認と訂正。この事件では蓮見が事実と異なることを書いたために校閲担当の村上に真相がばれたことに始まった。

第三話「平成最後の対局」

 2つの殺人事件が起きた。1つは宮本マリア(キャバ嬢)殺害。もう1つは永井美里(女流棋士)殺害。連続で起きたこの事件、同じ手ぬぐいを使った絞殺で、同一犯の犯行と見られたが、そこに間違いがあった。

 宮本マリアを殺害したのは、宅間昇(建設作業員)、動機は、もともと素行が悪かった宮本がお金が無くなった宅間を馬鹿にし、それに逆上して、宅間が持っていた手ぬぐいで宮本を殺害。たまたま、そこに出くわした不正で勝負をしていた棋士の高津龍将(高津敏郎7段)が通りかかり、不正を知っている永井美里殺害に利用した。

 高津龍将は現場に残された手ぬぐいで、永井美里を殺害したのだった。「勝利を呼ぶチョコレート」がこの事件を解く、鍵となった。

視聴率:11.6%

第四話「令和最初の事件」

 昭和64年1月7日、昭和最後の日に木戸明子殺害事件が起きたが、死体不明のまま捜査は打ち切りとなった。その時に担当していたのが宗方班長。そして、平成の終わりになって、その事件の容疑者だった二戸部剛が殺害された。元暴力団の二戸部は現在、不動産会社社長。二戸部の事件を探る内に、小関真由子が浮上する。小関真由子は木戸明子の娘であることが判明。木戸明子は小関明子となって生きていた。二戸部殺害は小関明子が犯人と思われたが、アリバイがった。事件は振出しに戻るが、元二戸部の子分の山川晃が容疑者として浮上。二戸部の手についていた白ザラメのショ糖が決め手となり、山川は自白した。無事事件が解決して、令和の始まりを祝う特捜9の人たちであった。

(令和を祝う)

視聴率:13.1

第五話「不自然発火殺人事件」

(犯人はあなたです)

 元アナウンサー間野紀里子が火災で死亡した。現場には家政婦の赤羽柚月の子供の赤羽天馬の腕時計が落ちていた。天馬は進学高校の高校生だったが放火魔として退学処分を受けていた。そこで、天馬がやったのかもしれないと思った柚月は天馬をかばうために自分のミスで火事が起きたと、現場に居合わせた浅輪にうその証言をする。

 しかし、天馬は学校で放火はしていなかった。濡れ衣を着せられて放火魔扱いにされ退学となっていた。そして、今回の火事もまた、夕方に母親に会いに来てその際に腕時計を落としただけだった。この事が浅輪の調査で分かったのだった。すると真犯人は他にいる。

 この放火のトリックを浅輪が見抜く。アロマオイルのスイートゴールデンオイルを使うと、計画的に自然発火を起こすことができたのだ。そして、真犯人はと夫を指さす。

視聴率:12.7%

第六話「星型の殺意」

(秘伝のリンゴの星型切り)

 アップルパイの店「のぐち」の店主野口功子が殺害された。凶器はペティナイフ。野口のアップルパイは1日10個限定の人気のアップルパイ。現場の厨房には1切れ切られたアップルパイが残っていた。野口には弟子が3人いた。人気パティシエの藤本理沙、専業主婦の村岡芳美、そして、12年前に転落事故で亡くなった坂出鈴。特捜班が捜査を進める中で、理沙が野口殺害時に野口と会っていたことが判明したが、理沙は野口を殺していない。ただ、理沙は秘伝のリンゴの切り方をやり続けたために、右手親指を慢性的に痛めていた。理沙は野口に「のぐち」に呼び出され、野口の前でアップルパイを作った。しかし、そこには秘伝の味は表現できていなかった。

 一方、専業主婦として、暮らしていた芳美は夫からのモラハラもあり、ストレスがたまってホスト通い。お金に困り、「のぐち」のレジからお金を盗もうとしたところを野口に見つかった。それがちょうど、理沙が帰った直後だった。芳美は事情を野口に話すと、野口が夫に話をつけると言い出し、旦那の怖さを知る芳美は焦ってしまい、思わず野口を刺してしまった。

 12年前の坂出鈴の自殺の原因は理沙の言葉にあった。自分を責める理沙が自殺をしようとするが、浅輪が引き留めた。

視聴率:12.7%

第七話「タワーマンション殺人」

(2つの事件の犯人に腹を立てる浅輪)

 新宿で不動産会社を経営する金田誓人が殺害された。しかし、金田に恨みを持つものが多く、捜査が難航していたが、その捜査には9係ではなく、13係が応援に行くことになった。がっかりした浅輪だった。

 一方、品川のマンションの1室で女の変死体が発見された。この捜査は9係が担当する。身元は不明、第一発見者はシナリオライターでこの部屋を仕事場にしている皆川卓也。彼は1ヶ月間妻の悦子と沖縄へ旅行していた。始め皆川夫妻はこの女性を知らないと言う。

 実はこの女性の名前は落合美奈、皆川卓也の愛人であった。この事件の容疑者は次から次へと変わる。初めの容疑者は不倫相手で、犯行時刻前に落合と会うためにマンションに入った第一発見者の皆川卓也。彼が部屋に入ったときにはすでに死んでいたという。

 次はその妻の皆川悦子。彼女は殺害時刻前に彼女に会ったが、馬鹿にされて帰る。しかし、死体発見後、夫が自分のために落合を殺したのだと思い夫をかばう行動をとっていた。

 次は隣に住む大塚摩耶。彼女は隣の家のベランダでタバコを吸う落合を注意しに行って、愛人で子供を産んだことを馬鹿にされて戻ってくる。凶器のシーサーは大塚の家の玄関にあるベビーカーから発見されるが、彼女は殺していないと言い、犯人は逆隣りに住む日暮洋介だと話す。

 日暮洋介は大塚摩耶にのめり込み、彼女を守るためなら人も殺すといった精神状態であった。凶器のシーサーは落合を殺害後、褒めてもらおうと大塚の家に行った日暮れが、大塚に追い返される際にベビーカーに乗せたのだった。大塚は怖くて、ベビーカーもシーサーも触れなかったと話す。

 そして、浅輪は大塚の家で1枚の写真を見つけた。そこには大塚と赤ちゃんと新宿で殺害された金田が写っていた。これを見て、ピンッ!ときた浅輪。署で取り調べ中の日暮にこの写真を見せると、日暮は金田の殺害を認めた。大塚は金田の愛人で金田に捨てられていたのだった。日暮にとって金田は最も大塚を困らせた人なのだ。これが金田殺害の理由だった。

視聴率:11.6%

第八話「食べさせる女の殺意」

(ひばり)

 AI開発会社 株式会社フューチャーオブAI社長の田島康太がプールで溺死した。しかし、そこには女たちの殺意が渦巻いていたのだ。

 田島が仕事を終えての日課の水泳の最中に心臓発作で溺死した。田島は甲殻類アレルギーを持っており、解剖した結果、微量のアレルギー成分が検知された。故意にアナフィラキシーショックを起こさせた殺害の可能性があるとみて、浅輪たち特捜班が捜査を進めていく。

 表向きは評判が良い田島だったが、実際は違ったようで、女癖も悪く、パワハラもやる有様。今回の事件ではAI搭載のロボット「ひばり」がキーを握る。「ひばり」は一度市販されたが、クレームがあり廃盤になることが決まっており、開発者リーダーの早乙女凛は残念がっていた。しかし、そのクレームには田島の指示があり、そのせいで人も死んでいた。そして、広報の北村萌香と田島は男女の関係にあった。秘書の和田ひとみは田島からパワハラを受けていた。元妻の江守美佐が教えるクッキングスクールはフューチャーオブAIが出資しているが、江守は田島を良いようには思っていない。そして、フューチャーオブAIは現在専務を務める梶田亜美と田島が二人三脚で大きくしたが、最近の田島に梶田は怒りを覚えていた。

 田島の周りには多くの女性がいるが、犯行は1人によるものではなかった。田島殺害を計画したのは梶田。実行したのは和田ひとみだった。そこには「ひばり」のクレームが大きく絡んでいるのだった。

視聴率:12.2%

第九話「浅草大走査線」

(犯人はこの中に)

 寄席の木馬亭で春楽亭柳三の落語の最中に中沢幸平(70才)が亡くなった。死因は青酸カリによる中毒死、死の直前に食べたたい焼きの中に入っていた。ちょうど、青柳と妙子もに寄席を見に行こうとしていた。しかし、青柳は木馬亭の入り口で暴力団龍丸会の塩田を見かけた。妙子は先に木馬亭に入り、青柳は塩田を探したが見つからず、遅れて木馬亭に入ると妙子のそばで中沢が倒れていた。青柳は因縁のある塩田の捜査を独自に始めるのだった。

 さらに、近所の神社で片山芳次(29)が撲殺された。第一発見者は中沢がたい焼きを買ったたい焼き屋「すぎた」の店主の杉田健次郎だった。杉田は父の代からの日課で、神社に毎日来ているという。浅輪は杉田の奥さんがなんか隠していると察し、話を聞きに行く。しかし、店は休みで、奥さんが出てきて、夫が帰ってこないと浅輪に告げる。浅輪は奥さんの隠し事を聞き出し、捜査を進める。

 特捜班は龍丸会のフロント企業の株式会社シビリアが絡んでいることを突き止める。片山はシビリアの資金500万円と情報が入ったSDカードが入ったカバンを神社に隠した。日課で神社に行く杉田がそれを偶然見つけた。杉田の奥さんは世話になっている中沢に相談し、中沢はそのデータの中によく世話をしている田村洋介の名前を見つけた。その名前の本人に自首を進めるが、その人によって殺されてしまった。

 中沢殺害のその人(犯人)は春楽亭柳三だった。柳三は落語歴20年でようやく真打を務めることとなったが、昔、博ちで借金をした時にシビリアに誘われ協力していた。田村(春楽亭柳三)はそれを知られたので中沢を殺したのだ。恩をあだで返した田村(春楽亭柳三)に浅輪は罪を償えと言うのであった。

視聴率:14.3%

第十話「時間差殺人」

(猪狩の怒り)

 通販会社大手の橘マーケティングの橘社長と三島副社長がマンションから転落した。初めは心中だと思われた。

 鑑識の猪狩哲也(伊東四朗)の友人の森山が6年前悪徳商法に騙されて自殺した。その首謀者が橘だったが、証拠不十分で橘は無罪となっていた。猪狩は橘が自殺をするわけがないと特捜班に伝え、特捜班が捜査を始めた。

 捜査により、2人の死亡推定時刻が違うこと、そして、橘は殺された後に転落されたことが分かり、事件は殺人事件として扱われた。そして、特捜班は6年前の悪徳商法事件が絡んでいる可能性があり、被害者の会を束ねていた佐々木真理弁護士に、詐欺事件の被害者について聞くが、有力な手掛かりは掴めなかった。

 橘社長が死んだと思われる時刻には、三島は生放送中だった。生放送終了後、三島はキャリーバックを重たそうに運び、橘のマンションに入っていた。その後の人の出入りは見られなかった。浅輪はキャリーバックを不審に思い、再び橘の部屋を調べるとバスルームに血液反応が出た。

 浅輪は橘の死亡推定時刻は氷で体を冷やして早められたと推測する。そして、三島が冷やされた橘をマンションから落とした。しかし、浅輪はもう一人協力者が必要あると睨み、三島の衣服に付いていたファンデーションからその協力者が佐々木弁護士であるとわかった。

 佐々木弁護士の両親も6年前の事件で自殺をしていた。佐々木はその事件の首謀者は橘ではなく三島であったことに気づいていた。

 三島は橘が会社のお金を横領して、それを自分に擦り付けようとしていることを知っていた。そこで、三島は佐々木と協力して橘を殺害し、キャリーバックに詰められていた氷で遺体を冷やし、マンションから落とし、その直後、佐々木は三島を転落させたのだ。

 浅輪は佐々木に6年前の事件について調べ直すと約束したのだった。そして、事件解決後、猪狩は友人の森山のお墓を参るのだった。

視聴率:12.7%

第十一話「正義の罠」

 弁護士の小林則夫が賃貸マンションの空き室で殺害された。床に倒れていた小林の手元には「J.P」と血で書かれた文字があった。特捜の6人はダイイングメッセージと考えた。そして、小林のスマホからは東京地方裁判所で、同じ人物の写真が多数入っていた。

 写真の人物は刑事部総括判事の櫻井潤であることが判明した。櫻井判事は特捜に小林を知らないと話す。捜査を進めるうちに、新たなる殺人が発生した。被害者は松井浩史弁護士である。「J」の字が残されていた。弁護士連続殺人事件となって捜査はすすめられた。特捜では初めに殺された小林、2番目に殺された松井、そして、桜井判事の共通点を探す。そして、死因が感電死と判明した。

 浅輪は残された文字はダイイングメッセージではなく、文字が消されているということに気が付いた。そして、松井弁護士は元検事であったことが分かった。さらに、平成19年に起きた「青酸ガス無差別殺人事件」で3人が繋がった。犯人は村野圭祐で死刑となっていた。妻は命を取り留め入院しているということで特捜は妻の村野明日香のところへ行くと、息子の村野真法がいた。

 捜査が進むにつれ、真法の犯行である可能性が高く、浅輪たちは次に殺害されるのは櫻井判事であることが推測できた。長期休暇を取った櫻井判事のところに真法が現れ、真法が櫻井判事を殺そうとした時に、特捜班が現れた。真法は父・圭祐が冤罪で死刑になったことを恨んでいた。

 当時真法は裁判で圭祐のアリバイを覆す発言をしたが、それは小林弁護士に誘導されたものだった。しかし、拘置所から真法のもとに送られてきた圭祐の手紙により、真法は圭祐が無罪であったことを確信し、復讐のために2人を殺害し、櫻井も殺そうとした。浅輪は当時の事件ももう一度調べ直すと真法と約束し、自殺をしようとした真法を逮捕した。

 櫻井判事は青酸ガス事件の冤罪と、長年自分の正義を貫くために裁判前に検事、弁護士と事前打ち合わせしていたことを理由に判事を辞めた。

 浅輪は第一話の「六本木ビル内爆破事件」の足代新市の死も脳裏に残っていた。この事件においても宗方班長が報告書をまとめ、足代新市の冤罪は確定した。そして、宗方班長は浅輪に未来を託して、刑事を退職していった。

視聴率:13.8%

エンド

(ありがとうございました!)

 

 

 

 

 

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