初めて恋をした日に読む話 終

ドラマの楽しさ教えます

 深田恭子が演じる塾講師の晴見順子がモテモテ。これまで、いい人生を歩んできたとは言えない、順子が悩んだ末に順子が出した答えは何か。同級生?いとこ?塾の生徒?お好みやの店長?34才独身女性の心の内が大きく波打つ。

(オープニング)

登場人物


<順子サイド>
晴見順子(深田恭子):34才の仕事と恋に悩める独身女性
松岡美和(安達祐実):順子の幼馴染で、相談相手

<順子に恋する3人>
八雲雅志(永山絢人):順子と同じ年のいとこ。20年間順子が好き
由利匡平(横浜流星):南校に通う高校生。順子と出会い、東大を目指す「最強ピンク頭」
山下一真(中村倫也):順子の高校同級生。南校の先生で、由利の担任

物語の展開

 勉強もせず、ぶらぶら高校生活を送っていた由利匡平が父親に連れられて、順子が務める進学塾の山王ゼミナールに訪れた。そこで、匡平をバカにする父親の発言に順子が反発。その後、偶然にも街中で何度も出会った匡平と順子。次第に匡平は順子とともに東大を目指すことを決意する。ここから順子と匡平の東大合格への挑戦が始まった。

 3人の男と順子の相談役となっているのが松岡美和。彼女はバツイチ。美和にも幸せが訪れるのか。

晴見順子のモテモテ

 晴見にはいとこの八雲雅志がいる。そして、由利匡平の担任である山下一真とも再会する。八雲は20年間、順子に恋しているが打ち明ける勇気がない。山下は高校時代に順子に告白して振られた男。山下は政治家の娘と結婚したが、離婚している。順子は由利と八雲、山下から恋されるが、本人は全く気が付かない。ひたすら、由利を東大に合格させるためだけに邁進していた。

ユリユリの東大受験

 由利匡平。順子は彼をユリユリと呼ぶ。順子に恋する3人は自分の事より順子の幸せを願う。順子にとって今の生きがいは匡平を東大合格させる事。匡平は順子に恋しながらも、勉強に打ち込む。そんな匡平の父親は文部省局長。しかし、政治がらみで、父親は不正の責任をとらされ、マスコミたたきに合う。匡平は勉強どころではなくなってしまう。この危機を救ったのが山下先生。

 山下先生の元妻は大物政治家の娘。元義父は自分の政治地盤を引き継げる者として、山下に一目を置いていた。そして、山下は政治家になることを条件に、元義父に恋敵である匡平の父親を助けるよう頼んだ。

 匡平が高校3年生になると、文系出身の順子では理数系科目を教えるには、レベルが追い付かなくなった。そこで、順子が頼んだのが八雲雅志。八雲は東大理数出身。八雲は恋敵である匡平に勉強を教える。匡平も八雲が順子を好きであることは知っている。

 他にも、経歴詐称だが東大合格を続出させた塾講師の百田明菜(高梨臨)、ともに勉強に打ち込む匡平に恋する江藤美香(吉川愛)、南高でつるんでいた仲間たち。お好み屋「ハングリージャングル」の店長のゴリさん(皆川猿時)も匡平と順子を応援する。

 そして、匡平は多くの恋の試練を乗り越えながら東大に合格するのだった。

順子の恋の決断

 物語の終盤から、順子も彼らの恋心に気づき始める。だが、順子はどうしていいかわからないまま、匡平を東大合格させる事を最優先に行動していた。しかし、匡平の東大合格とともにその目標も終わりを告げる。

 順子が本当に好きだったのは匡平だと気づく。しかし、年の差17才。これが順子にとって大きな壁となった。順子は大人として東大合格した匡平の告白を断ったが、どうしても踏ん切りがつかない。そんな順子の後押しをしたのが、美和の婚約パーティーで集まった八雲や山下を含めた人たち。

 順子はやっと、自ら行動に出た。東大の教室で、順子と匡平が抱き合ってドラマは終わりを告げた。

八雲雅志は凄い男

 私は八雲を応援していた。仕事ができるし、仕事より順子を優先し、順子を陰で支え、振られた時も笑って、順子を苦しめたことを気遣って、なんてすごい男だ。自分が不幸でも、人の幸せにも素直に喜ぶ。こんな心が広く、強い男は見たことがない。八雲には幸せになってほしい。

(振られても気を使って笑顔)

(人の幸せにも笑顔)

私の感想

 深田恭子の天然女子演技も定番となっているが、安達祐実のキャラもドラマのアクセントとしていい感じで混ざり合っていた。17才差の恋。先に何があるかわからないが、こんな恋もありだろう。ストレートな恋が人を育てるのか、いつの間にか、順子も匡平も大人になっていた。これが胸がキュンキュンというやつだな。第一話で順子が匡平に言った「最強ピンク頭」は本当だった。

 

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