ハケン占い師アタル 第7話

ドラマの楽しさ教えます

 的場中(アタル、杉咲花)が自分の能力を使って、職場(イベント会社 シンシアイベンツ制作Dチーム)の人たちの問題を解決していく。第一話では神田和美(志田未来)の悩みを解決し、その後も、同じ職場の人たちの悩みを毎回解決していく。そして、第7話では代々木部長(及川光博)の問題を解決する。普通なら、なんてことない内容なのだが、なんとなく、代々木部長と私の境遇が重なって、ドラマを見ながら共感、涙をした。

 出世街道から落ちこぼれ、気が付けば周りに迷惑ばかりかけていた代々木部長。私はそこまで素行は悪くなかったが、これまで組織の中心で活躍してきた人が組織から見放された心境は痛いほどよくわかる。

【ドラマの進捗】

 第2話では、悩める元気だけのコネ入社の目黒円(間宮祥太郎)。第3話では、言い訳ばかりして前に進めない品川一真(志尊淳)。第4話では、過去の功績にすがる口の悪い上野誠治(小澤征悦)。第5話では、人に無関心で自分本位な田畑友代(野波麻帆)。第6話では、何でも引き受ける大崎結課長(板谷由夏)。みんな、仕事だけでなく私生活にも問題を抱えて、潰れそうになった時、アタルの占いで助けられた。

【的場中(アタル)】

 普通の人にはない能力を子供の頃から持ち、天才少女と呼ばれていた。今はそれを利用しようとした親から逃げて都会に暮らし、普通の生活を追い求めていた。そんな中、イベント制作会社シンシアイベンツ制作Dチームに派遣として、働くこととなった。どんな仕事を頼まれても「よろこんで!」と笑顔で答えるアタル。事あるごとにスマホで記念撮影する姿はこのドラマの定番だ。

【アタルの心の目】

 アタルは人を見て、人の心に入る。人はだれしも過去の生き方があって、今がある。今直面している問題には、過去の影響が大きい。アタルは過去を見て、問題点や考え方の修正を提案する。

【第7話 代々木部長】

 会社からの辞令で、出世の道を閉ざされた代々木部長。配属先は制作Dチームの専属部長。これは名ばかりの部長で、出世コースから完全に外されたことになる。しかし、制作Dチームは、アタルがこれまでにみんなの問題を解決して大崎課長を中心にいいチームとして出来上がってきていた。

 そこに、これまでDチームに無理な仕事を押し付けてきた代々木部長がいきなり入ってくる。Dチームの人たちは動揺するが、難しいクライアントのピアノ演奏イベントをひかえ、それを無事成功させるために奔走する。それを横目で見ていた代々木部長。自分のモチベーションの低さとDチームの活気の愕然たる差に嫌悪感を募らせていた。

 イベント当日、みんなは会場に行き。部長は一人会社に残り、Dチームのイベントを妨害しようとした。その時、まだ、出かけていないアタルに止められ、その流で、アタルに占ってもらい、自分を見つけ出し始めていた。

 占いが終わった直後、イベント依頼主からの苦情を受けた大崎課長から電話があり、イベント会場へと向かう。そこで、代々木部長はこの苦情を無事解決し、Dチームの人たちとともにイベントの大成功を目の当たりにする。そして、代々木部長は涙を流していた(アタルはこの場面でスマホで記念撮影)。この場面で、なぜか、私も感動。涙が止まらない。代々木部長の心中が私と繋がったのだろう。そして、代々木部長はDチームの仲間に加わるのだった。

【これからどうなる】

 これまで、アタルは会社の人たちの悩み・問題を解決してきたが、自分の問題を解決していない。ドラマの中でも、アタルの身の上話はあまり触れられていないが、母親のキズナ(岩村麻由美)は悪い占い師のようだ。これからアタルが自分の人生をどう選択をするのかが注目だ。そして、占い料を一度も払っていない会社の人たち。アタルの占い料はだれが払うのか。ちなみに、1回10万円である。第7話までに70万円が未払いとなっている。

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