第30回加古川マラソン

マラソンの感動を教えます

 3年連続参加の加古川マラソン、家からも近く、姫路からJRの新快速で10分で着く、加古川駅で降りて、そこから無料の送迎バスに乗る。例年だと、送迎バスに乗るのに、30分ほど並ぶが、今回はスムーズに乗れた。家を出て、1時間後には会場に到着した。今年は金沢福岡の遠征をしていたので、この近さは非常に楽だ。

 8時過ぎに会場について、いつものように知り合いの屋台で時間を潰す。その屋台で、「恵幸鍋(えこがわなべ)」を食べた。恵幸鍋はマラソンのパンフレットにも載っており、加古川の名物として認知されつつあるようだ。レーススタートは9時45分なので、それまで会場を散策。と言っても、見慣れた景色で年に一度の加古川を眺めていた。今回はなぜか、私自身緊張感がなく、いつもと違う感じだった。そろそろマラソンにも慣れてきたのかな。しかし、最近の過密スケージュールのせいか、左ひざを痛めてしまい、その調子は気になっていた。

 9時に開会式が行われ、初めて開会式をまともに見た。吉本興業の大平サブローと和泉修が応援に来ていた。東京オリンピックを目指す小野市出身の野上恵子選手も応援に来ていた。この大会はドラマ「陸王」に出てきたシューフィッターの村野さんのモデルになった、三村氏((株)ミムラボ)が大会顧問になっており、今日も会場に来ていた。

 このコースは、加古川の東側を北上、西側に渡り南下、折り返して北上、再び東に渡り南下してゴールとなる。沿道のエイドも最小限で、走ることに特化できるコースである。最近は派手な沿道応援や地元アピールが多くなっているが、このレースは素朴単純が特徴で好きなレースである。そして、開会式が終わり、荷物も預けて、9時45分スタートの号砲が鳴った。気温10℃とやや暑めだが、走りやすい状態である。

 足の状態も気になるので、福岡マラソンの時に学んだ、前半抑えるキロ6分45秒ペースを刻むことにした。5キロ過ぎても足の状態は問題なく、それでも、ペースを上げずに走り続けた。7キロ過ぎの加古川大堰の景色を撮ってみた。この付近ではスタミナ的には余裕である。


 10kmまでは平均キロ6分32秒ペースで着た。予定通りだ。直後の折り返しを通過して、西岸に渡る加古川大堰へと戻り、大堰を通り西岸に渡る。次に東岸に戻ってきたときの状態がこのコースのポイントとなる。西岸に渡りひたすら南下する。例年だと風が強く逆風となるのだが、今日は風はなく、いい条件だ。足の痛みはまだ大丈夫。20キロ地点まで来た。10-20kmは平均キロ6分25秒になった。ハーフは2時間16分で通過した。次は24キロの折り返しを目指す。しかし、徐々にひざの痛みが出始めていた。

(参加賞のTシャツ)

 24キロの折り返しを通過し、28キロ付近まで来た時には、左足の膝の痛みが激しくなっていた。ペースも明らかに落ちていた。ここからが私の心の勝負となった。残り14キロをどう走るか、それとも歩くか、と心の戦いが始まった。とりあえず、ここで歩くと、先はまだ長いので走り続けることにした。31キロ付近ではキロ7分までペースが落ちていた。しかし、歩かず走り続ける。久しぶりに粘ることにした。不思議とひざの痛みに波があることに気づく、右足の膝まで痛くなってきた。しかし、走り続ける。不思議なことに右足、左足が交互にいたくなる。そして、大堰まで帰ってきた。ペースは遅いが走り続けていた。大堰の上り下りが足に来たが、ゆっくりでも走り続けた。我ながら久しぶりの粘りっぷりである。東岸へ到着し、35キロ地点。まだ走り続けたが、キロ8分になるようなペースまで落ちた。それでも歩くよりは早いはずなので、走り続けた。ここからは、1キロが長い、精神的にも疲れてきた。右足の甲まで痛くなってきた。あちこち痛くなっても走り続けた。36、37、38、39kmとどもまで走れるのか、スタミナも尽き始めていたが、ペースが遅い分まだ余力はあった。ようやく40キロまで来た。30-40kmは平均キロ7分23秒となった。

 残り2.195kmと、いつもなら大した距離ではないが40kmを走った後の2.195kmは長い。ここまで来たのだから、どうやって最後まで走り続けるのか、少しでもペースを上げたいと頭の中では作戦会議であるとりあえずは、欲を出さず、今のペースを維持することにした。残り、2km、1.5km、1kmとゴールまでの距離が短くなる。ゴールが先に見えても直ぐにはつかないしかし、確実にゴールは近づく、そして、残り500m、400m・・・ゴール。とりあえず、走り切って、完走となった。公式タイムは4時間47分2秒だった。

(アプリの計測)

 タイムは遅かったが、今回の脅威の粘りと、10月から続いた3レースとも完走できた事が大変うれしかった。やはりマラソンはメンタルの部分が大きい。歩いても、誰からも責められないが、終わってみれば、本当に歩かなくてよかったと思えた。自分に責められなくて良かった。友人の屋台に戻り、ぜんざいを食べて、雑談をして帰った第30回加古川マラソンでした。

(フィニッシャーズタオル)


 今回もガンプラとのコラボ撮影を行った。ドライセンマラサイの登場だ。


コメント