第38回 篠山ABCマラソン

マラソンの感動を教えます

 この大会も今回で3大会連続出場となる。そして、前回のハーフマラソンから3ヶ月である。3回目となると、受付や会場の事をよく理解している。受付は前日に終わらせた。そして、当日大会会場へと到着した。いつものように、会場から1.5キロほど離れたところの駐車場に車を止め、会場へと歩く。他のランナーもそれぞれ、歩いて会場へ向かう。篠山の城下町は古い建物が多く、いい雰囲気である。そして会場に到着、ステージでは朝日放送のアナウンサーが司会をして、開会式が行られた。徐々にスタート時刻が近づいてくる。今回もまた、後方スタートである。そして、スタートの号砲が鳴った。でも、前には進まない。スタート地点まで10分ぐらいかかる。徐々に人が動き出し、スタートラインに近づく、そして、スタートの号砲から12分後、ようやく、スタートラインを越えた。このロス時間を含めて、制限時間5時間10分である。なので残り、5時間を切ってのスタートとなった。

 沿道にはたくさんの応援の方が声援を送っている。2キロ地点を越え、スローペースでの展開が出来た。そして、3キロ過ぎだったが、一般参加をしていた芸能人の野々村真さんがいた。野々村さんは沿道の声援に応えながら走っていた。芸能人についていけば、完走はできるはずだと思い、付いていこうとしたが、ペースが合わず断念し、自分のペースで走ることにした。4キロ付近まで来た時に、野々村さんが近くにいることに気づいた。結構苦しそうだったので、特に声をかけずに、走り続け、気が付けば、並走していた。しかし、野々村さんは5キロ付近でコースを外れた。多分、トイレに行ったのだろうとおもい。心の中で別れを告げた。その後、私は走り続け10キロ地点の給水をとり、順調に走り続ける。この篠山マラソンは何か所か関所があり、いずれも、5分~10分ぐらいしか余裕がない様態だった。野々村さんが無事関所を通過しいているのか心配していた。すると13キロ付近で突然、野々村さんが私に追い付いてきた。よくぞ追いついたと心の中でつぶやきながら、また野々村さんとの並走が始まった。しかし、15キロ地点に来た時に野々村さんがいなくなった(後方に下がった)ことに気づいた。その後、野々村さんと会うことはなかった。16キロ地点では恒例の高校生による「runner」の演奏が行われていた。今年も元気をもらった。これを聞くとあまりの感激にぞくぞくする。そして、ペースが上がりそうになるが、そこは抑える。ハーフを2時間15分で通過。昨年よりペースが遅いが、練習不足のためこのペースでなんとか最後まで行きたいと願う。
【参加賞のTシャツ】

沿道ではおにぎりを配っていた。当然食べた。大変おいしかった。お茶も飲み走り続ける。24キロ地点では関所がある。10分程度の余裕しかないが、とりあえず、クリア。25キロ地点では今年も知り合いが応援に来てくれていたので、挨拶をして、次に進む。ここから、30キロ地点までの折り返しが重要なポイントである。すでに、折り返してゴールを目指している人も沢山いたが、私は今からである。折り返しの人をたくさん見ながら、30キロ地点を目指す。上り下りが繰り返され、徐々にスタミナが無くなってくる。息を切らしながら、30キロを折り返した。そして、折り返して33キロ付近で、制限時間OUTの人を収容するバスとすれちがった。もうドキドキである。折り返してから、どの地点でバスとすれ違うのかが、制限時間との差であることが実感され、恐怖である。
 徐々にスタミナが無くなるが、まだ走り続けている。そして、36キロ地点で、先ほどの知り合い再会した。今度はサンドイッチを持ってきてくれていたので、少し話をしながら頂いた。気が利く知り合いである。スタミナが少し回復し、ゴールを目指し走り始めた。上り下りを繰り返しながら走る。高低差はさほどないが、疲れた体にはきつい坂である。しかし、まだ走り続けている。何とか最後まで走り切りたいの一心で走る。このあたりから、距離表示が残りの距離も掲示される。42.195キロというのは、絶妙な距離である。当然のことだが、42km走った後195m走る必要がある。これは気の持ち方が大きく変わる。42km走ってきたのだから195mなんてどってことない。と思うか、42km走ってまだ195mあるのか。と思うのか全然違う。でもこれは綺麗な考えである。実際の私は残り195mって、なんやねん、ウォー、と心の中で叫びながら走っている。そしてゴール。4時間39分でゴールである。去年よりタイムは12分落ちたが、最後まで歩かず、走り切ることが出来たことに満足である。
【完走メダル】

 そして、野々村誠さんはどうだったんだろう。完走できたのか心配だった。好きでもない芸能人だったが、数キロ一緒に走っただけで、親近感がすごくわいた。沿道に対する対応もよく、一所懸命走っている姿が好印象だった。翌日の朝、テレビを見ていたら野々村さんが朝の番組に出ていた。6時45分からの番組で、首からは完走メダルがかかっていた。「おめでとう」と心の中で叫んだ。野々村さんのおかげで、少し変わったマラソン経験が出来ました。野々村真さんありがとうと感謝をして、次のレースにつなげる。

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